国語の偏差値33、算数の偏差値66…
新学年での授業がスタートして、心機一転頑張っている時期ではないでしょうか。
ご存知のようにSAPIXでは定期的に「マンスリーテスト」「組分けテスト」があります。
マンスリーテストでは最大上下2クラスの入れ替え、組分けテストでは点数に応じてクラスメンバー総入れ替えが行われます。
SAPIX生はなんとかして、上のクラスになるよう、しっかりと準備して臨むわけです。『結果に一喜一憂せず試験に向き合い、次に向けた課題を見出し克服しましょう』と言いつつ、子供も大人も結果が気になります、テスト毎に一喜一憂します😅
お兄ちゃん、小6の夏前ぐらいまではαクラスをずっとキープしていましたが、6年生最後の半年間はαクラスに点数1〜5点足りず…という状況が続きました。
最後のマンスリーテストでは1点足りずにαならず…。
原因は明確、国語です。
◉4年生での新学年組分けテスト結果
5年・6年の時はこんな感じです。
◾️4年生(新学年組分けテスト、偏差値、上の表)
2教科:50、算:65、国:35
◾️5年生(新学年組分けテスト、偏差値)
4教科:65、算:65、国:50 、理:70、社:70
◾️6年生(新学年組分けテスト、偏差値)
4教科:60、算:60、国:50 、理:65、社60
※偏差値は5区切りで表示
例58.2→60、62.4→60、62.8→65、等
見ての通り、国語が足を引っ張っています。6年生後半になると少しずつ国語の点数が安定してきましたが、5年生までは偏差値30〜65の間で推移。
毎回10ぐらい偏差値が変化…
安定しない。
国語力が伸びなかった要因は読書量だと思っています。
5年生前半までは図鑑や資料集をずっと見て、分析するんですが、小説等はまず読まない。「男の子は国語苦手な子が多いし、しょうがないかぁ、最低でも偏差値50をキープしてくれれば」と思っていました。
この考えが大きな間違いでした😣。
5年生後半になってくると、算数をはじめ、理科・社会も読解力と表現力が要求される問題が増えます。そういった問題が解けなくなります。
物語文の点数が酷い。「なんでこの子が泣いているか、意味がわからない。俺は嬉しいもん…」。論説文も良い時は点数確保できるのですが、自分のフィルターを通して読み進めるので、全く違う解釈になることも。また、語彙力が無いので、わからない用語が出てくると、よくわからないまま読み進める…等。
6年生に上がるぐらいから、お兄ちゃん、問題の読み間違い・勘違いが一気に増えました。国語だけでなく、算数・社会の点数も落としました。
コロナで授業に行けなくなったからかなぁ?、いえ、読解力の無さが原因でした。
同じような点数配分・偏差値のお子さんいませんか?
小4・小5の時に(もしくは低学年から)きちんと読書量を確保できるようにしておけば、と
「読もう!、読みなさい!」と言っても読みません。
うちではかなり苦労しました。ここではお兄ちゃんが読むようになったきっかけ本を紹介していければと思います。
国語の点数が安定しているお子さん、読書が好きなお子さんには参考にならないと思います。まずは活字に触れることからスタートするお子さんの参考になれば、と。
そんなお兄ちゃんも6年生の終わり頃には「阿部夏丸さん」「瀬尾まいこさん」等の小説を没頭して読むようになりました。書店に行くと文庫本コーナーへ行き、数冊抱えてくるように。これがもう1年早ければ…。
弟くんは少しでも活字に触れられるよう、色々と試しています📚
◾️世界一クラブ
世界一の能力を持った生徒達が難事件を解決していく。
◾️暗号クラブ
自分も推理しながら謎解き。
少しずつ紹介していこうと思います。
↓参考になる様々な情報が紹介されています。
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